導入事例: 株式会社ドミノ・ピザ・ジャパン

「ドミノ・ピザ」のホット&クールな情報セキュリティ対応
--宅配ピザ・パイオニア企業の先進的取り組み--

企業名 株式会社ドミノ・ピザ・ジャパン
本社 東京都千代田区岩本町1-10-3 紀繁ビル4・5F
設立 1964年3月
代表 スコット・オルカー(代表取締役社長)
ホームページ http://www.dominos.jp/corporate/

宅配ピザのパイオニア「ドミノ・ピザ」を展開

ドミノ・ピザ
日本に宅配ピザの最初の店舗が登場したのは、1985年9月のことだった。さまざまにトッピングした焼き立てのピザを、注文を受けてから30分以内にデリバリーするというこのユニークなビジネスのパイオニアである「ドミノ・ピザ」を展開しているのが、株式会社ドミノ・ピザ・ジャパンだ。物流・決済・注文対応のすべてのシステムを自社で構築し、パソコンや携帯電話からのネット注文に対応するECサイトを2004年にオープンするなど、IT化に取り組む同社の姿勢は明確で一貫している。

"DigitalPersona Pro" 導入までの歩み

ドミノ・ピザ・ジャパンは情報セキュリティについても積極的に取り組んできたが、その歩みは、他社と同様、なかなか容易なものではなかったようだ。

同社管理部情報システムグループ担当課長の立島祐記氏は、「弊社は大量の顧客情報を扱っていますので、セキュリティについてはパソコンを導入した頃から適切に行わなくてはいけないという考えがありました。当初はIDとパスワードで管理するしか方法がなく、定期的にパスワードを変えるなど、運用の工夫で対応してきました。パソコンが一人に1台という状態になってからの約10年間は、そうした試行錯誤の時期だったといってよいでしょうね」という。

しかし、周知のように、パスワードによる管理は利用者に大きな負担になるだけでなく、決して十分な情報セキュリティを約束してくれるものでもない。立島氏は「正直に言って、個人を運用のルールで縛って行くのは難しいし、どうしても限界があるんですね。ですから、2004年頃でしょうか、当時弊社でも内部統制の問題について検討し始めたということもあって、生体認証の技術が普及し始めたのを見て、すぐに、これはいいんじゃないかなと思いました」という。

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Active Directoryへの対応が必須条件

ドミノ・ピザ・ジャパンの情報システムは、Windows 2000Serverをベースとして構築され、現在Windows Server2003環境への移行を進めているところである。そのため、生体認証の利用に踏み切る際にも、コストの妥当性と同時に、Active Directory の利点をフルに生かせるかどうかが大きなポイントになったという。

「以前はセキュリティなんて面倒くさいだけだというような風潮が強かったことを思うと、最近はかなり意識が変わってきたのも事実ですが、それでも、セキュリティの問題というのは一般の社員には難しいので、これはやはりシステムの側で押さえ込むしかないだろうと考えました。それで、Active Directoryにしっかり対応しているということが必須の条件になりました」(立島氏)とのことだ。

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2006年に“DigitalPersona Pro”を導入

生体認証は指紋だけに限らず、虹彩や静脈による認証などもすでに実用化されてはいる。しかし、使いやすさ、運用のしやすさ、コストの妥当性等を総合的に勘案した結果、ドミノ・ピザ・ジャパンでは早々と「指紋認証で行こう」という結論に達したそうだ。

その上で、どのソリューションを採用するかについては、他社製品とも比較しながら入念にチェックした結果、「デバイスの認証率、インターフェイスのわかりやすさ、安定性等、あらゆる点で“DigitalPersona Pro”の優位性を確認できたので、2006年に導入に踏み切りました」(立島氏)という。

現在、ドミノ・ピザ・ジャパン本社の管理部門には約80台の端末があるが、そのすべてに“DigitalPersona Pro”がインストールされ、これまでの約3年間、大きなトラブルもなく稼動しており、「逆に、“DigitalPersona Pro”がなくなってしまった場合、ほかの製品で今のような環境を作るのは難しいだろうと思いますね」(同)とのことだ。

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「利用者の負担が軽くなった」

“DigitalPersona Pro”を導入した結果について、立島氏は「この種のシステムでは期待通りということはなかなかないのですが、“DigitalPersona Pro”に関してはほぼ期待通りで、かなり満足度が高いソリューションであることは間違いありません」という。

そして、「私たちシステム担当としては、まずセキュリティを高めたいということがメインなんですが、結果としてよかったなと思うのは、精神的にも肉体的にも、利用者の負担がとても軽くなったということですね。パスワードというものを意識しなくて済むようになり、お決まりのパスワードを使ってはいけないと怒られるようなこともなくなって、パスワードというものがあることによってどうしても発生する面倒なことからユーザーが解放されたということは、とても大きいと思います」(同)とのことだ。

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店舗のシステムへの導入も視野に

宅配ピザといえば、まず電話での注文というイメージがあるが、近年「ドミノ・ピザ」ではネット注文の比率が急速に高まっていて、全国平均でも40%に近づき、地域によっては50%を超えるところもあるという。そこで、ドミノ・ピザ・ジャパンでは、2008年末に店舗システムの更新を済ませ、大きく能力を向上させている。

そのため、現在は本社のシステムのみで利用している“DigitalPersona Pro”だが、立島氏は「店舗でのオペレーションの効率をさらに高めるためにも、指紋認証は大変に有効だろうと思います。近い将来に店舗のシステムにも導入したいと思って検討しているところです」という。

全国で170店以上の「ドミノ・ピザ」の店舗で“DigitalPersona Pro”の指紋リーダーを目にする日も、そう遠くはなさそうだ。

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DigitalPersona Pro

神戸製鋼所 機械事業部門 様

認証システム見直しの際「ユビキタスであるべき」が理想像とされた。「指紋認証を導入することで、理想像に近づけるという結論に達しました。」
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